夕日の中へ力いつぱい馬を追ひかける (一日物云はず蝶の影さす) なぎさふりかへる我が足跡も無く たつた一人になり切つて夕空 何も忘れた気で夏帽をかぶつて わかれを云ひて幌をろす白いゆびさき 血がにじむ手で泳ぎ出た草原 うそをついたやうな昼の月がある…
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